林秉鎮事務総長は、4月7日、潘基文(バン・ギムン)財団を訪問し、潘基文元国連事務総長とキム・スク元国連大使(潘基文財団常任理事)を表敬訪問し、 NEAR事務総長の就任挨拶と2021年開催の「第13次NEAR総会」での潘総長の映像祝辞に対する感謝の意を示した。さらにNEARについての紹介と、協力より競争と対決が強まっている現在の北東アジア情勢の中で、NEARが北東アジア地方政府間の多者間プラットフォームとしての役割を果たしていくためには、潘総長のような世界的な指導者の支持が必要であると述べ、今年の「第14次NEAR総会」と「NEAR国際フォーラム」への参加を要請した。 

　キム元国連大使は、NEARの組織と会員自治体、今年の計画事業などに関心を表明した上で、NEARが北東アジア地方政府間で緊密な交流と協力及び北東アジアの安定と共同繁栄、平和に寄与できるよう、潘基文財団もNEARの活動に関心を持ち、できる限りNEARの活動を支援すると述べた。また、NEARの持続可能な発展のためには、会員自治体が共同参加できる事業の開発が重要であると助言した。