９月25日から28日まで、NEAR事務局とNEAR議長団体である中国・湖南省政府の共催により、湖南省・張家界市のサンシャインホテルで「2017年NEAR国際フォーラム」が開催された。

今年で９回目を迎えるNEAR国際フォーラムは、北東アジア地域が直面する問題について地方自治体レベルでの解決策を探ることを目的に2007年から開催している。今年は「北東アジア地域の生産能力強化及び地域開発の増進：北東アジア地域の国際生産能力協力」をテーマに開催し、中国、日本、韓国、モンゴル、ロシアの５か国27会員自治体の代表者や関連分野の学識経験者・専門家ら約150名が出席した。

フォーラムでは、今後北東アジア地域間で推進していくべき産業分野別の協力を通じて生産能力を強化させ、地域間共存・共同発展を推進する方案について議論した。

参加者らは「機器製造業とエンジニア機械分野の協力」「農業分野の協力」「鉱物採掘及び冶金分野の協力」の３セッションに分かれて発表を聴き、討論を行った。