8月26日(木)～27日(金)、NEAR事務局は、国連アジア太平洋経済社会委員会(UN ESCAP)北東アジア事務所が開催した「2021北東アジア開発協力フォーラム」にオンラインで参加した。

　今回のフォーラムでは、8月26日にカンボルド・バーサンジャブ北東アジア事務所長の歓迎の辞をはじめとして、二日間にわたって「ポストコロナ時代開発協力の変化状況」、「地域開発協力に向けたポストコロナ時代の持続可能な開発目標」、「東アジアにおける貧困緩和経験が開発途上国に与える影響」、「ポストコロナという文脈から持続可能な開発目標達成のためのロシアの役割」などをテーマに計４セッションで行われた。各セッションは、テーマ発表とパネルディスカッション、参加型討論などが行われた。参加者がテーマに関して自由に情報交換や意見を共有しながら懸案について議論した。

　国連アジア太平洋経済社会委員会は、2010年5月に設立（事務所は韓国仁川広域市に所在）され、北東アジア地域6ヵ国会員国との協力を基に北東アジア地域の包括的かつ持続可能な発展のため、多者間主義パートナーシップ及び政府間協力を構築・強化する役割を果たしている。