NEAR事務局は、10月20日、ロシア会員自治体所属の「NEAR名誉広報大使」をオンラインで招待し、懇談会を開催した。

　この日の行事は、ロシアのアルタイ地方、イルクーツク州、サハ共和国、マガダン州、ハカス共和国の５つのNEAR会員自治体から5人の名誉広報大使が参加した。NEAR事務局からは金玉彩事務総長をはじめとする5人が参加し、NEAR広報の活性化の方案に関する議論及び質疑応答が行われた。

　金事務総長は、広報大使の活動がNEARの社会的地位を高めるのに重要な役割を担っており、ＮEARと地域社会をつなぐ軸として機能し、会員自治体の地域住民と直接疎通することで、ＮEARの活動意義を一般大衆により親しみやすく伝えることができると述べた。

　名誉広報大使の方々は、ＮEARを知らせるための活動を紹介するとともに、NEARプラットフォームを活用したロシア会員自治体とNEARの会員自治体間の教育、研究、経済など各分野における協力案について提言しながら、今後NEARの発展のために積極的に支援すると答えた。

　NEAR事務局は、2020年からロシア会員自治体内のオピニオンリーダーの方々を 「NEAR名誉広報大使」として委嘱しており、現在、アルタイ地方、イルクーツク州、サハ共和国、マガダン州、ブリヤート共和国、ハカス共和国、沿海地方の７つの会員自治体にて10人が活動している。