林秉鎮北東アジア地域自治体連合(NEAR)事務総長は、3月12日(水)、済州ロッテホテルで開催された「2025 NEAR会員自治体ワークショップ」に参加した寧夏回族自治区、山東省、陝西省、江西省などの中国代表団と面談した。
事務総長は、今回のワークショップが6か国46の会員自治体と7つの関係機関から計113名が参加した過去最大規模の行事であることを紹介し、中国の会員自治体がワークショップを通じて実りのある成果を得て、美しい平和の島である済州島で有意義な時間を過ごしてくださるよう願っていると述べた。
寧夏回族自治区の代表団に対しては、NEARに加入して以来さまざまな行事に積極的に参加しており、今年開催予定の観光分科委員会を通じてNEARにおける観光分野の交流協力がさらに拡大することを期待していると述べた。
また、山東省代表団については、NEARの創立メンバーであり、議長団体を歴任した点を高く評価し、特に海洋漁業分科委員会を8回開催し、北東アジア地域自治体間の海洋漁業分野での協力において大きく貢献してきた点を強調した。更に、今年5月に山東省友好都市大会への招待と9月の海洋漁業分科委員会への参加を契機に、NEAR事務局と山東省との協力がさらに拡大することを期待していると述べた。
江西省代表団に対しては、特別招待者としてNEARの行事に3回参加したことに感謝の意を表し、江西省が中国の中部崛起において重要な役割を果たしている地域であるため、NEARに加入すれば北東アジア広域自治体間の共同発展に貢献できると強調した。また、早急に正式会員またはオブザーバーとして加入することを期待していると述べた。
因みに、陝西省代表団については、NEARに会員加入後さまざまな活動に積極的に参加している点を高く評価し、特に今年初めて優秀な公務員を事務局に派遣したことを評価した。さらに、来る4月に安康市で開催予定の「第2回伝統医薬分科委員会」について、厳しい状況にもかかわらず、この分科委員会が成功裏の開催が成功するよう事務局としても会員自治体への参加提案や発表者オファーなど最大限努力していることを説明した。

中国の会員自治体の代表は、ワークショップ招待に感謝の意を表し、今回の会員自治体ワークショップに参加することを契機に、他の会員自治体との交流協力を積極的に拡大していくことを明らかにした。