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平遥古城
山西省中部の平遥県内に位置。紀元前827年~782年、西周・宣王の時代に建設された。現存する最も完全な姿を保っている古城の一つである。また、数少ない古城全体が世界文化遺産に指定されたうちの一つである。2009年には、世界記録協会から中国に現存する最も完全な古代県城との評価を得た。2015年7月13日には国家5A級観光地に指定。
雲崗石窟
大同市の西方17㎞にある武周山の南麓に位置。45の洞窟、大小合わせて252の洞穴、51,000体の石の彫像が残る、中国最大規模の古代石窟の一つである。敦煌莫高窟、洛陽龍門洞窟、天水麦積山石窟と並び「中国四大石窟芸術の宝庫」と呼ばれている。1961年に中国国務院で重点文物保護単位として指定され、2001年12月14日にはユネスコ世界遺産に登録された。
五台山
炘州市五台県にある、浙江省普陀山、安徽省九華山、四川省峨眉山と並ぶ中国四大仏教名山の一つ。また、ネパールのルンビニ花園、インドの鹿野苑、ブッダガヤ、クシナガラと合わせて五大仏教聖地とも呼ばれている。
皇城相府
晋城市陽城県に位置する、清の文淵閣大学士であった陳廷敬の居住地。総面積は3.6万㎡で、内城と外城に分けられている。御書楼は金色に輝き、中道庄がそびえ立つ絶景が広がる。「中国北方一の文化巨族の家」と評価されている。