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NEAR事務総長、第1回トキ国際フォーラムで祝辞2018-06-04
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5月22日から23日まで、洪鍾慶NEAR事務総長は中国・陝西省漢中市洋県を訪問。5月23日(水)に開催した「第1回トキ国際フォーラム」に出席し祝辞を述べた。NEAR事務局は今回の行事に協力機関として出席した。
洪事務総長は、祝辞で「日中韓三国間の友好交流の象徴となるトキが、ロシアとモンゴルにも拡大し、北東アジア地域の全体に友好交流と平和の象徴物になることを希望する。」と述べた。
過去トキは、北東アジア地域に分布していたが、これまで産業化による生態系の悪化で絶滅寸前に置かれ、1981年に中国洋県で再び発見され復元に成功した。以降中国政府は、日本と韓国にトキをプレゼントし、日本と韓国でも復元に成功し、日中韓三国の友好交流と生態系保護の象徴となった。
5月22日(火)の夕方に開催した公式晩餐会では、NEAR事務総長のほか陝西省共産党常任委宣伝部長、中国人民対外友好協会の副会長、中韓文化友好協会長、TCS事務総長と平山征夫元新潟県知事等が出席した。
晩餐の後、トキ文化公演ではこれまでトキ復元に向けた努力とその過程で日中韓間の友好交流の歴史が見られるビデオが上演された。また、トキの復元に成功した新潟県佐渡市と韓国・慶尚南道昌寧郡、中国公演団からの公演が行われた。
一方、洪事務総長は西安にも訪問。陝西省副秘書長と晩餐会を設け、陝西省がNEAR会員自治体として寄与できる分科委員会の開設等について協議する場となった。
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