5月20日から22日までの3日間、韓国・慶州市所在の現代ホテルで、韓国、中国、日本、モンゴル、ロシアの5ヶ国36団体の実務者100人が参加した中「2015NEAR実務者ワークショップ」を開催した。 実務者ワークショップは、NEAR会員自治体の実務者級公務員が集まり、NAERと連合活動において理解増進と会員自治体間の人的ネットワークを形成するための場として、2006年から開催し今年で10回目を迎えた。 今回のワークショップでは、NEAR事務局の「主要業務現況報告」、高麗大学校 孫基栄(ソン・ギヨン)教授の特別講演、会員自治体の主要行事について紹介した。また、NEAR懸案事項について討議する時間が設けられ、連合の主要案件における会員自治体の意見収集と討議が行われた。 また、産業視察として、世界鉄鋼産業を率いる「POSCO(浦項製鉄所)」を訪問し、韓国の代表的な文化遺産であり、世界遺産である「石窟庵」と「仏国寺」も視察した。 NEAR事務局の全哉垣事務総長は「今回の実務者ワークショップがNEARにおける理解増進とNEAR発展方案を模索し、NEARに対し積極的な参加と関心をもたらす契機となった」と述べ、行事が成功裏に終えるよう協力して頂いた会員自治体に感謝の心を表した。