第11回NEAR防災分科委員会が3月11日から14日まで、4カ国29人が参加した中、コーディネートである兵庫県神戸市と三木市一円で開催された。今回の分科委員会は「人と防災未来センター」と「E-ディペンス」のような防災関連施設への視察をはじめ、研修参加者の防災事例発表、国際防災機関との意見交換などの内容で行われた。とりわけ一日目の歓迎レセプションには金澤和夫兵庫県副知事をはじめ、李成権在神戸大韓民国総領事など中韓蒙露の領事館関係者が出席し、防災分科委員会参加者を激励した。一方、NEAR事務局から出席した金東星事務処長は乾杯挨拶で、防災分科委員会のために取り組んで来た兵庫県に謝意を表し、今後もNEAR事務局の変わらない協力を約束した。参加者の熱気が過去どの会議よりも高かった今回の分科委員会は会員自治体間防災対策にかかる情報交換と国際防災機関との意見交換ができる大事なきっかけとなった。