北東アジア地域の自治体、経済界、学界が連携して青少年への環境教育を行う「第１回北東アジア地域環境体験プログラム」が８月21日から２日間にわたり韓国忠清南道で実施された。同プログラムは昨年12月の「北東アジア環境パートナーズフォーラムinとやま」で採択された「とやま宣言」に基づく取組みの一環として、産学官が連携して青少年に環境保全活動の機会を提供することにより、北東アジア地域の環境に関する理解を深め、自ら行動できる人材を育成することを目的として開催され、日本（富山県）、中国（遼寧省、黒龍江省、江蘇省）、韓国（忠清南道、江原道）、ロシア（沿海地方、ハバロフスク地方）から98名の中高生が参加した。プログラムでは、環境ボランティアに関する講義のほか、忠清南道泰安郡沖で発生したタンカー事故で海岸に漂着した油の除去活動等が行われた。