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兼六園
江戸時代の回遊林泉式庭園の特徴を今日に残す代表的庭園で、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本の三名園と称されています。築庭は1676(延宝3)年加賀5代藩主綱紀に始まり、約180年を費やしました。宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望の六勝を兼ね備えるという意味から命名されました。ことじ灯籠、雁行橋、霞ヶ池など見どころが多数あります。サクラやカキツバタ、紅葉、雪吊りと四季折々の美しさが楽しめます。
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金沢城
我が国を代表する近世城郭の歴史的文化遺産の保全を図りながら、兼六園と並ぶ本県のシンボル公園として整備を進めています。北陸新幹線の開業を見据え、残る金沢城三御門の一つ「橋爪門」の復元と旧体育館跡地の「玉泉院丸跡」の調査計画と暫定整備を進めることとしています。
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本山妙成寺
北陸における日蓮宗の本山です。1294(永仁2)年、日蓮聖人の弟子日像聖人が師命により妙法を京都に広めようと、佐渡から都上がりの途中、船中で能登石動山天平座主の満蔵法印(日乗聖人)を教化改宗し、一寺を建立したのが妙成寺の始めです。重要文化財の十棟は、加賀藩前田家初代から五代にわたって造営されたもので、特に三代利常は生母寿福院の菩堤(ぼだい)所として本堂、祖師堂、五重塔等を造立しました。前田家御用大工の坂上又三郎が親子三代にわたって腕前を披露し、桃山時代の雄渾華麗な面を遺憾なく発揮しているといわれています。また、庭園は書院に隣する祖師堂との境界にある山畔を利用した池泉観賞式であるが、庭園に向かって左手に集団式鶴亀兼用の枯山水があることから池泉と枯山水併用の庭園と見ることが出来ます。
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